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形式は、定型でも自由律でも川柳でも良いのではと思う。
ただし、単なるストーリー説明やキャラ描写は避けること。
なんらかの批評性をこめないと、単なる短い感想に終わってしまう。
飽きないかぎり、試行錯誤していきたい。
いままでのアニメ批評俳句
眉毛より細いポテトで心浮き立つ[けいおん!]
無花果に想いよりそう花飾り[とある科学の超電磁砲]
空を舞い世界をめぐるPの群れ[そらのおとしもの]
破綻した人格がなぜか物語をつむぎ[苺ましまろ]
はじめにアニメ批評俳句を提示することで、
その俳句の読み手がなにを訴えているか、読者に伝わりやすくなる。
俳句を目にした時点で、興味を示せば、
そのあとにある程度の長さの批評文を読むだろうし、
俳句になにも感じなければスルー。
アニメ批評俳句とは、
映像と音声を説明するという性質上、長文になりがちな
「アニメ批評文」のキャプションの役割を果たしてくれるはず。
現代風に言うなら、ブログにおける優れた記事タイトルと同様、
それ以上の役割を果たす。
ブログ記事タイトルの場合、それ単体では意味をなさないが、
アニメ批評俳句の場合は、文芸としても楽しめる。
長ったらしい批評文を読まずして、アニメ批評の快楽を味わえる。
とにかく、試行錯誤していきたい。