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「右から左へと膨大な量を流し見している連中を満足させるアニメ作品」
果たして、そんなものを作ることに意義はあるのだろうか?
彼らの多くは、いわば「物を粗末にする」連中だ。
腹一杯食べた先から、指を喉の奥に突っ込んで吐いては、また食べる。
現在のアニメーターは、そんな連中に食べさせる料理を一生懸命作っているようなものだ。
- 作者: スエトニウス,國原吉之助
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1986/08/18
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作家主義を達成したいと言うなら、徹底的に突っ走ってほしい。
売れる、売れないなどと考えずに。
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2008/11/26
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もちろん原作、制作体制、準備期間になんらかの要因があるのだろうが、
いちばんの原因は、山本寛が「保険をかけすぎた」ことだと思う。
あのOPだって、ヤマカンにしては無難すぎた。
他人のコンテや演出も直さなすぎ。第2話のあのざまは、いったいなんだろう。動画マンの練習課題か。
あと2chの見過ぎ。コメント返しの無駄遣い。>趣味ならば、仕方ないけど
もっと自分の好きなものを全面に出して作ればいいのに。
パロジナリティ? なんでも結構。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
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あの不死鳥?というか不穏な鳥が一斉に飛び立つ、羽ばたく演出。あれは良かった。
ヤマカン、キター!と思った。
同じく冒頭の、シャナ2期本編でもあまり見られなかった、妙に生々しい炎の描写。
ヌルヌルがワザとらしい感じもしたけど「灼眼」「瞳」に注目した演出。
スベってもいいから、シネフィル全開を希望。
そういう内容の作品ならば、いくらスベっていても、DVDや関連商品は買う。擁護もする。
だから安心して作って!
……アニメ「かんなぎ」は擁護するのがきわめて難しい部分が多い。
参考記事・サイト「ローマ帝国の衰亡 Ⅱ 美食飽食」
http://nozawa22.cocolog-nifty.com/nozawa22/2007/01/_2_b406.html